| ♪学生時代の憧れで ガイド稼業についたけど 出されたガイドの分厚さに 暗記のつらさが身にしみる 朝は5時半車庫を出て 帰る時間がわからない 今日は東に明日は西 もらった給料が7万円 それから8年経ちました タンスにTVに冷蔵庫 花嫁道具は揃ったが 肝心のダンナが見つからぬ あわれガイドの この仕事 レジャーもデートも遠い夢 いつになったら人並みに わたしの夢が叶うのか それでも私は生きてきた つばめのマークをこの胸に しっかり抱いて明日も行く 奥能登観光の道しるべ |
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| 国鉄分割民営化を約1年後に控えた1986年1月、鉄研のサヨ見（卒業生追出し合宿）で 訪れた能登半島。周遊券で乗った国鉄定期観光バス「おくのと号」のガイドさんは 非常に面白い人で、我々メンバーはほとんどオモチャにされてました。彼女が輪島到着前に しんみりと「高校時代のバイトからずっとここで働いてきましたが、民営化もあってこの春で 仕事を辞めます」と言って歌ったのが上の替歌です。当時私は車内アナウンス等を盛んに 録音しており、ガイドさんと仲間のやりとりが面白いのでテープを回していたのですが、 この歌の「つばめのマークを...」のフレーズは今でも胸にグッとくるものがあります。 西日本ジェイアールバスに引き継がれた「おくのと号」も廃止になってしまいました。 |
